2022年2月16日 11:00
50・60代のうちに捨てておきたいモノ・残しておきたいモノ4選
ふだんの家の掃除や片付けと「人生整理」の違いは、“思い出”も、しっかりと片付けること。
「思い出の品を手に取ってみると、じつは興味があったことや、これまでにやり残していたことに、あらためて気がつくもの。そういう意味では『人生整理』はこれからの人生でやりたいことを考えるきっかけにもなります。年を重ねると記憶力も体力も落ち、自分で管理できる範囲が限られてくるので、早ければ早いほどよく、遅くても50代のうちから始めてみましょう。また、自分で片付けられなくなってしまうと、家中に足の踏み場がないほどモノがあふれ、転倒骨折の危険も出てきます。そうした観点からも、元気なうちに不要品を処分し、安全に過ごせる空間を作っておくことが大切になってきます」(大津さん・以下同)
50〜60代は体力があるうちにしかできないことを済ませておきたい。まず捨てるモノでいえば、小物が飾ってあるだけの棚や、洋服を処分すれば不要になるたんす。今のうちに粗大ゴミに出しておき、シンプルな暮らしを心がけよう。
■捨てるモノ
【家具などの不要品】
体力のあるうちに家具類を捨てておくと、将来、介護施設に入るときなど、楽になる。思い出の写真はアルバム1冊ぐらいにまとめておこう。