2022年4月13日 11:00
財布は3つに分けるが鉄則 10年後に1千万円貯まるメソッド
夫の定年が見えてきたなかでの物価の上昇、年金の改定。これからの懐ろ事情が心配でたまらないのに一向に貯金ができない、と嘆く人に朗報。今すぐ「お財布を3つに分け」て10年後の1,000万円を目指そう――!
子育てが一段落して「これからの人生を楽しもう!」と、思ったはいいが、お金がないという人は意外と多い。
「50代半ば以降は住宅ローンや子どもの教育費など、大きな支払いが終わるので、自分へのごほうびが欲しいですよね。でも、いつもカツカツという声をよく聞きます。物価が急上昇するなか、近々夫が定年退職を迎えて収入ダウンが予想されるなど、将来への不安も高まっています。その不安を解消するためにも、ラクに確実に貯蓄を増やしていきましょう」
そうアドバイスするのは、『貯金ゼロから始める「新へそくり生活」のススメ』(プレジデント社)の著者で、ファイナンシャルプランナーの山口京子さん。 “貯金ゼロ”の人でもラクにお金を貯められる方法が、山口さんが勧める「収入(へそくり)3分法」。
まず、夫の給料が「給与振込口座」に振り込まれたら、光熱費やローン、通信費などの固定費の支払い分を除いて、「使う(普通口座)」