くらし情報『伝説のお笑い講師語る“痛みで笑いとるバラエティ”の問題点「イジメの構図そのもの」』

2022年5月21日 06:00

伝説のお笑い講師語る“痛みで笑いとるバラエティ”の問題点「イジメの構図そのもの」

結局、別の芸人が彼の代わりに飛び下りて、その場は何とかなったそうですが。

その後2人と会った時に、相方の山内健司君(41)が私にこう言ってきたんです。『先生、濱家に何か言ってやってくださいよ。みんなを何時間も待たせているのに“怖い”いうて、バンジージャンプを最後まで跳ばへんかったんです』と。“説教の一つでもしてくれ”と言わんばかりでした」

しかし、本多氏は濱家を責めなかったという。

「私は濱家君に言ったんです。『それで良かったやん。跳ぶ必要なんて何もない。怖くてやりたくないことは、たとえ仕事でもせんでええからな』と。
てっきり濱家君を叱ってくれると思っていた山内君は、キョトーンとしてましたけどね(笑)。

でも、言ったことは間違っていないと思います。自分が怖いと思っていることを、無理にやらされることで精神的なトラウマを負ってしまうこともある。その場合、誰が責任をとるのでしょうか?そもそも濱家君はバンジージャンプよりも、漫才やコントで何倍もの笑いをとることができる芸人です。『舞台を一生懸命頑張りや』と二人には伝えました」

その後、濱家に会ったところ「怖い仕事は、あれからずっと断っています」

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