2022年5月26日 11:00
愛子さま 12年続ける「蚕の飼育」で学んだ皇室の精神“国民と苦楽を共に”
結婚を巡ってご両親と対立し、皇室と決別した眞子さんが、今後、皇室と関わりを持つことはないと思われる。
「女性皇族が結婚後も皇室に残れるようにする皇室典範の改正も検討されていますが、佳子さまはその前に結婚し、皇室を離れてしまわれる可能性も十分にあります。愛子さまはそのような状況を理解されて、ご自身は皇室に残って両陛下を支え続けるご覚悟を固められたのでしょう。難しい蚕の飼育を12年も続けられた間に、皇室に生を受け、天皇の娘となった宿命から逃げないとの意志が芽生えたのではないでしょうか」(前出・皇室担当記者)
愛子さまは今年3月の成年会見でも、皇室の一員としてのあり方についてこうおっしゃっていた。
「私は幼い頃から、天皇皇后両陛下や上皇上皇后両陛下を始め、皇室の皆様が、国民に寄り添われる姿や、真摯に御公務に取り組まれるお姿を拝見しながら育ちました。そのような中で、上皇陛下が折に触れておっしゃっていて、天皇陛下にも受け継がれている、皇室は、国民の幸福を常に願い、国民と苦楽を共にしながら務めを果たす、ということが基本であり、最も大切にすべき精神であると、私は認識しております」
蚕を自らの手で育てることで、養蚕を守る人々の苦労、そして伝統を守ろうとする強い思いを、愛子さまもお感じになっていたのではないか。