2022年5月26日 11:00
愛子さま 12年続ける「蚕の飼育」で学んだ皇室の精神“国民と苦楽を共に”
まさに、蚕の飼育を通じて、愛子さまは小学生のころから、国民と“苦楽を共にする”経験を積まれてきたといえるだろう。精神科医の香山リカさんはこう語る。
「愛子さまが中学生のころに書かれた文章には、愛子さまが看護師となって動物を救う物語や、広島への修学旅行を通じて平和や核兵器廃絶についてお考えになった作文があります。一般的に子供のころは、自分の家族や好きなものなど、自分を主語にした文章を書くことが多いですが、愛子さまの関心は他者、そして社会に向いています。雅子さまにも通じることですが、身の回りの人でなくても、遠い国の人々や、言葉の通じない動物といった存在にも、共感し、痛みを共有できる心をお持ちなのです。
もしかすると子供のころ、愛子さまは大人びすぎていて、同世代とそぐわない部分があったのかもしれません。しかし高校生、大学生と成長され、成年皇族としてのお務めが始まり、愛子さまの責任感や社会への関心の強さを発揮できる機会も増えてきました。今後、本格的にご公務に取り組まれるなかで、きっと愛子さまの思慮深さは、これまで以上に発揮されるはずです」
愛子さまは強い信念で、両陛下、そして皇室を支え続けるーー。
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