2022年6月10日 06:00
「ぐらっと来たら火の始末」は時代遅れ?最新の地震火災対策を専門家が解説
「人が避難した無人の家で火が出ると、気づくのが遅れて大規模な被害につながりやすくなります。避難する際は、必ずブレーカーを落とすことが肝心。大きな揺れが起こると、自動でブレーカーを落としてくれる感震ブレーカーを取り付けるのも有効です」
最後に平田さんが語る。
「10年前の被害想定では、火災による死者数は今より多い4100人でした。耐震対策に加え暖房器具が石油ストーブからエアコンに切り替わったり、住宅の建て替えや防火対策が進んだことで死者数が減ったのです。つまり対策をすれば、命を落とすリスクは低くなるのです」
“ウィズ地震”と心得えて、火事で死なない対策を早急に始めよう。
“SHIROの暮らし”を体感する一棟貸し宿泊施設が北海道長沼町に、アメニティにはSHIRO製品を用意