2022年8月23日 06:00
杉田水脈 政務官就任にLGBT当事者らが怒りの告発「岸田首相が言動にお墨付き与えた」
「’20年12月に、この先5年間の女性政策をまとめた“第5次男女共同参画基本計画”が発表されましたが、当初盛り込まれていた”選択的夫婦別姓”の文言は削除されていました」
さらに当初案にあった「(選択的夫婦別性への)必要な対応を進める」の文言は「夫婦の氏に関する(中略)さらなる検討を進める」に後退していたという。
「発表後、杉田氏は自身のツイッターを更新。《最終的に男女共同参画基本計画案から「夫婦別姓」の文言も削除させました。一安心です》とフォロワーに対して誇らしげに報告していました」
井田さん自身も、杉田氏の秘書から国政にかかわる人物とは思えない対応をされている。自民党議員を対象に、選択的夫婦別姓に関する勉強会を開いた際のこと。
「杉田議員は勉強会に参加できず、『資料だけ欲しい』と言っていると主宰者に聞いたため、勉強会終了後、私が杉田議員事務所に持参したんです。すると秘書の方が、資料をさっと受け取ると『近寄らないで』と、手で追い払うようなしぐさをしてドアを閉めたのです。今後のために名刺交換する余地も与えてもらえませんでした」
さらに、杉田氏を自民党に招いた安倍元首相の考え方は統一教会の思想にも近いという。