くらし情報『大坪千夏『ねるとん紅鯨団』でのごめんなさいは地味な学生生活唯一の華やか体験』

2022年9月4日 06:00

大坪千夏『ねるとん紅鯨団』でのごめんなさいは地味な学生生活唯一の華やか体験

「『モーニング』(講談社)の『ハートカクテル』(わたせせいぞう)には東京でのおしゃれな恋愛模様が、『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)の『気まぐれコンセプト』(ホイチョイ・プロダクションズ)には広告代理店などのマスコミ業界が描かれていました。“東京に行けば、華やかなマスコミ業界で働くカッコいい男性にドライブに誘われ、ジャズの流れるバーに連れていってもらえる”と妄想は膨らむばかり」

■思い出作りのために出演した『ねるとん紅鯨団』

1年間の浪人生活を経て、晴れて東京の女子大に合格した大坪。憧れの東京生活が待っているはずだったがーー。

「アッシー、メッシーという言葉がはやりだしていて、同級生の中にはボーイフレンドの名前を“ベンツくん”など、車種で呼ぶコもいました。正門の前でバラの花束を抱えて待っていた男性と、高級車に乗り込むコも」

でも、みんながみんな、バブリーな生活を送っていたわけではなく、地味な学生も少なくなかった。

「理系だった私は地味なほう。しかも門限が夜10時という県人会の寮生活。みんな方言で話すから、地元の福岡にいるような感覚でした。
ディスコにも1回しか行ったことがないんです」

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