2022年9月2日 06:00
ryuchellの離婚が賛否を呼んだ理由 タレントに一貫性を求めすぎる時代
報告では明言していませんでしたが、今後はジェンダーレスポジションになるのか、また夫婦別姓や事実婚といった新しいパートナーシップを選んだ人という立ち位置なのか。どうなっていくかは分かりません。
ただ、結局はまた新しい立ち位置を求められることになります。そしてそれに応じることで、また新たな苦しみを生み出すリスクはあるのではないか。そうした考えもよぎってしまうのです。
■私たちは、タレントに一貫性を求めすぎかもしれない
とはいっても改めて考えると、ryuchellさんはとてもしっかりとした考えを持って発言していますが、まだ26歳です。
しっかりした発言ゆえに成熟した印象を持ちがちですが、26歳を一般的な社会人に当てはめるとまだまだ自分のことで手一杯だったり、自分探し中だったりする人がたくさんいます。いきなり今までと違うことを言い出すことなんて、ザラにある年代ではないでしょうか。
急に「夫でいるのが辛くなった」と言われるのも妻としては困るとは思いますが、若い20代夫婦であれば一定数あることのような気はします(もちろん、夫でいるのが辛い理由はそれぞれです)。
彼は“自分らしさ”を結婚して子どもを育てるなかで見つけ、受け入れていくことを決めました。