くらし情報『80歳のスパイス屋さんが語る「老老介護でも夫婦円満」スパイスのある暮らし』

2022年9月18日 06:00

80歳のスパイス屋さんが語る「老老介護でも夫婦円満」スパイスのある暮らし

「84歳の夫と80歳の私の老々介護は綱渡りのよう」と武子さん

「84歳の夫と80歳の私の老々介護は綱渡りのよう」と武子さん



「今朝も、夫の進夫(のぶお)さんが無事にショートステイに行ってくれたから、『女性自身』の取材を受けることができたんです。うれしい」

そう笑顔で語るのは、74歳のときに福岡県久留米市にスパイス専門店「TAKECO1982」を開いた吉山武子さん(80)。著書『80歳のスパイス屋さんが伝えたい人生で大切なこと』(KADOKAWA)を出版したばかりだ。

武子さんは23歳のときに、自動車部品会社を営んでいた進夫さんと結婚。しばらくは専業主婦だった武子さんだが、スパイスと出合い、魅了され、40歳で移動料理教室の講師となる。以来、スパイス料理専門家として歩むこと40年。その隣には必ず進夫さんが「武子が頑張るならしょうがない」と、見守ってくれていた。

「料理教室を開いた当初はスパイスがぜんぜん売れず、やめようかと思っていました。
そんなときに『しょうがなかたい、相手があることやから』と慰めてくれたのも、進夫さんでした」

やがて一般の家庭に出張して開く料理教室が人気になると、地元・久留米はもとより、佐賀県伊万里市や山口県岩国市、そして東京にも出向くように。

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