2022年10月15日 06:00
早坂好恵さん「小学校のときから鈴木雅之さん、もんたよしのりさんのファンでした」
もんたよしのりさんや髙橋真梨子さんの曲を聴いたり、歌ったりしていました。鈴木雅之さんも40年来のファン」
小4のときには、沖縄で募集していた子どもミュージカルに挑戦した。
「琉球舞踊とともにやっていた組踊りには、歌舞伎のようなセリフがあったので、発声や感情の出し方が身についていたのかも。ミュージカル出演をきっかけに、アクターズスクールの社長にスカウトされたんです」
沖縄アクターズスクールといえば、安室奈美恵やMAX、SPEEDを輩出したことで知られる。
「でも、当時はスクールというよりも芸能事務所に近い感じ。大好きな歌のレッスンはできず、CMやテレビの仕事をすることのほうが多かったです」
小6から中学生にかけて出演した地元の情報番組『沖縄クラブハートキャッチTV』(RBC)では、ミニドラマやグルメレポートとともに、当時のヒット曲を歌う機会に恵まれた。
「浅香唯さんの『C-Girl』(’88年)や立花理佐さんの『キミはどんとくらい』(’87年)を歌ったりしました。そこに秋元康さんがスタッフとして参加していて、レコード会社を紹介してもらうことに」
1年半の間、週末ごとに上京して関係各所に挨拶回りを続け、中2で東京での生活を始めた。