2022年10月15日 06:00
早坂好恵さん「小学校のときから鈴木雅之さん、もんたよしのりさんのファンでした」
そんなときにオファーされたのが『THE夜もヒッパレ』のレギュラー出演だった。
「『ヒッパレ』は元の曲にアレンジを加えたり、違うハモリを入れたり、男性の曲を女性が歌ったりする番組。自分の曲は披露できませんが、テレビで歌う数少ない機会だったから、すごくうれしかった」
番組では、サザンオールスターズや広瀬香美の名曲も熱唱。
「当時はすごく高音が出せたので、広瀬さんの歌も原曲キーのまま。でも、『ゲレンデがとけるほど恋したい』(’95年)は難しかった。音程が上にいったり下にいったりするし、最高音は限界まで声を出し切って、やっと出せました」
レジェンド枠として登場していた、つのだ☆ひろとデュエットする機会も多かった。
「声がパワフルすぎて、ハモリにつられてしまうんです。庄野真代さん、渡辺真知子さんなど錚々たる歌手とご一緒できたのは、貴重な経験。
小学生のころから好きだったもんたよしのりさんとお会いしたときは、緊張しすぎてご挨拶くらいしかできませんでした」
一方、同郷の安室奈美恵やMAXとは沖縄の方言でしゃべることができ、緊張続きの現場でホッとできる時間だったという。
「アクターズスクールで一緒になったのは、私が上京する直前のわずかな期間。