くらし情報『国民年金滞納で自宅差押さえも…年収300万円以上で7カ月超未納の人は要注意!』

2022年11月3日 15:50

国民年金滞納で自宅差押さえも…年収300万円以上で7カ月超未納の人は要注意!

2019年は14万2871件の「最終催告状」が送られた(日本年金機構の資料より・以下同)。

「これも無視すると『督促状』が届き、この支払い期限以降は、延滞金が発生します」

滞納期間が長くなるほど、延滞金も高額になる。

2019年に「督促状」が送られた数は8万9615件。

「その後、『差押予告通知』が届き、最終的に『差押』(強制徴収)となります。差押さえ件数は2012年に6208件、2013年は1万476件と年々増え、2019年には2万件を超えました」

冒頭の小田原ドラゴンさんは「20年近く未納で、数年前から“電話(納付督励)”があり、ある日を境に“封筒”が届くようになった」と語っている。

「1千万円以上の年収があり、連絡がないと目をつけられやすい。必ずしも差し押さえられた口座に入っている全額が取られるわけではなく、滞納分以上の預金が口座に入金されている場合には、滞納分を差し引いたお金が口座に残ることになります」
しかし、なぜ国民年金滞納者に対し、差押さえをするほど厳しくなっているのだろう。

「かつての社会保険庁による、ずさんな年金記録問題を覚えていますか?この社会保険庁に代わる組織として、2010年に発足したのが日本年金機構です。

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