くらし情報『コロナ後遺症 予防&最新治療を医師が解説「療養明けの無理が後遺症に直結する」』

2022年12月27日 06:00

コロナ後遺症 予防&最新治療を医師が解説「療養明けの無理が後遺症に直結する」

ただし、施術を受けるときには注意点も。

「普通に施術を行うと、効きすぎて、かえって悪化することも。最初は、すごく軽く施術をしてもらってください。だるくて治療院を受診できないという人は、訪問の鍼灸師にお願いしてみましょう」

【6】漢方薬を取り入れる

「漢方薬に詳しい医師に症状を説明し、自分に合った処方をしてもらうことで、後遺症が改善されるケースがあります」

【7】亜鉛やアミノ酸を取り入れる

味覚・嗅覚障害や脱毛などの症状が残っている人は、亜鉛が不足している可能性があるという。

「血中の亜鉛濃度を測ってから摂取するのが望ましいですが、近くに相談できるクリニックがない場合は、サプリなどで一般的な量を摂取して様子を見てみましょう。市販のアミノ酸(BCAA)が倦怠感の軽減に効果があった、という人もいます」
【8】呼吸リハビリをする

お金をかけずにできて効果的なのが呼吸リハビリだ。

「深呼吸するだけでも、症状が改善されるケースも。深呼吸で疲れてしまう人は、膝が直角になるように台に足をのせてあおむけに寝たり(上写真参照)、膝を立てた状態だとラクに呼吸ができます」

longcovid.jpで公開されている重症者向けの呼吸法の一例としては、ソファや段ボール箱などに足をのせ、左右の腕の下にクッションを置いた状態で5~15分通常の呼吸をするというものがある。

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