2023年1月29日 06:00
国民的美少女・小田茜の原点は「後藤久美子」と「岡村孝子」
「いつもブラウン管を通してでしか見ていない世界を、別の角度から見られるようなもの。“憧れの女優の仕事に、ここまで近づくことができたんだ”と、台本を持つ手が震えました」
そんな経験を生かし、小田さんはドラマ『いちご白書』(’93年・テレビ朝日系)で初主演を果たした。
「ドラマでは安室奈美恵さんと共演。物静かなタイプでしたが、内に秘めた強さを感じました。ドラマ収録の合間にダンスのレッスンをしていることがあったのですが、キレがすごくて、体を動かすたびに空気を切る音が。華奢な体なのに、ストイックに練習する姿から、プロ意識を学びました」
こうした刺激を受けられたのも、ドラマのおかげだ。
「『101回目のプロポーズ』をはじめ、さまざまなドラマが夢を与えてくれたし、女優という仕事への興味を駆り立ててくれました。ただ、現実の恋愛に関しては、ドラマの世界に入り込みすぎてしまったせいか、なかなかうまくいかないんですよね(笑)」
【PROFILE】
小田茜
’78年、栃木県生まれ。
小学校6年生のときに第4回全日本国民的美少女コンテストでグランプリを受賞し、’91年にはNHK大河ドラマ『太平記』でドラマデビューを飾った。’21年、離婚を機に約12年ぶりの芸能活動を再開。現在はヨガインストラクターとしても活躍している
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