2023年3月10日 11:00
ふろの追い焚きが危ない!「レジオネラ菌」繁殖スポット7選
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体のあかがお湯に混じり、レジオネラ属菌の栄養源となる。追い焚き式の浴槽の場合、菌の発育適温(20~45度)状態が長時間続くので、ぬめりとなって菌が増殖する。エアロゾルを吸い込むことによって感染する可能性もあるので、入浴後は毎回必ずお湯を抜いて、浴槽内を洗い、毎日お湯を張り替える。定期的に追い焚き配管の洗浄も!
「特に注意していただきたいのは、追い焚き式のおふろです。前日に入れたお湯を捨てずに、翌日に追い焚きした場合、浴槽内にはぬめりが発生している可能性があります。レジオネラ属菌の発育適温は20~45度です。菌はそのぬめりの中で、微小なアメーバに寄生して増殖します。ふだんから衛生管理を行っていないと、配管内部にもぬめりが残りますから、入浴後は毎回必ずお湯を抜き、浴槽を洗浄してください」
レジオネラ肺炎のリスクを遠ざけるためにも、温泉等の入浴施設だけでなく、もっと身近な場所にも目を向けることが必要なのだ。
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