くらし情報『アベノミクス支えた黒田日銀総裁が退任! 超低金利が終わると生活どうなる?』

2023年4月6日 06:00

アベノミクス支えた黒田日銀総裁が退任! 超低金利が終わると生活どうなる?

「植田氏の表面的な人物像からは“黒田路線を継承する流れ”のように受け取られています。しかし、これまでの植田氏の発言や論文を分析すると、量的緩和策に前向きでありつつも、やりすぎはよくない、際限なく国債を発行する危険性などを指摘しており、現実主義者でもあります」

市場に出回るお金が増えると金利が下がる。現在、日本は異常な低金利のなかにある。

「かつて、金利は2~3%は当たり前で、バブル時代は7~8%もありました。しかし、現在はほぼゼロです。それでは銀行は融資しても稼げません。この異常な低金利から脱却するため、まず新総裁は長期金利0.5%を1%ほどまでに誘導するのではないか……。これが最大の関心事となっています」

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金利が上がれば、インフレの抑制になるが、かじ取りは難しい。


「クレディスイスの経営不安やシリコンバレー銀行の破綻のように、海外では金融緩和から脱却することで、副作用が起きています。日本では長らくゼロ金利が常態化。無金利で融資を受けられていた中小企業のなかには、金利が上がることで倒産の危機に直面するケースもあるでしょう。

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