くらし情報『市川猿之助『緊急取調室』延期で巨額賠償へ…自慢の“2億円相当”骨董資産も売却危機』

2023年6月6日 06:00

市川猿之助『緊急取調室』延期で巨額賠償へ…自慢の“2億円相当”骨董資産も売却危機

なかでも歌川国貞の作品が大のお気に入りでした」(前出の知人)

猿之助は以前、インタビューで“原点”をこう語っている。

《初めて本物の浮世絵にふれたのは中学生か高校生の頃でしたか。父・四代目市川段四郎がロンドン公演のとき、蚤の市で偶然みつけた高祖父・二代目段四郎の役者絵を、お土産に買ってきてくれたものです。それを見て、昔を感じるのではなく、自分たちがいまやっているのと同じじゃないか、と思った記憶があります》(『クロワッサンPremium』’08年11月号)

骨董にもハマり、’16年に出した自らの著書『猿の眼僕ノ愛スル器タチ』(淡交社)では約40種類の骨董コレクションを公開。初めて買った川喜田半泥子の茶碗や、魯山人の徳利など、自慢の逸品の数々を紹介している。果たして猿之助のコレクションはどれくらいの価値があるのか。

本人が所有していると明かした収集データをもとに、本郷美術骨董館の猪羽恵一さんに聞いてみた。
「役者絵はそんなに高くはないのですが、堅実な買い方をされている印象です。
版や状態などによって値段もかなり変わるので正確なことは言えませんが、ご本人はネットで安く買ったものが2千点あるとも話されているので、大雑把にいえば、3千点で5千万円相当の価値でしょうか。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.