「結婚の必要があるならしていたかも」GACKT 人生変えた“芸能人恋人”との大失恋を告白
ただ、それが感情と直結して相手に対する攻撃にはつながらなくなった。ミスってイライラするでしょう。ウワーってなっていたのが40歳になる前まで。40歳で、そうならないように心の中で固く決めたんですよ。『もう怒鳴らない』って」
■50代を迎えたGACKT。彼の心身状態を大きく変えたのは、約3年間交際した女性だった。
「きっかけは、そのとき付き合っていた芸能界の女性でした。彼女はボクの一目惚れでした。
中身にさらに驚いて、こんなに楽しい人、こんなに素敵に笑う人がいるんだって思ったし、こんなに一緒にいて幸せって感じられるんだって。いつも彼女の発言に笑っていました。
ある日のことでした。そのコが感情的になって、ボクが『今は話すのはやめよう。冷静になってから話そう』と言っても彼女は収まらなかった。結局、その後、ボクもヒートアップして最終的に大声出して『だからオマエは!』と怒ってしまって。途中でやめてカフェに行って、落ち着くまでお茶飲んで。どうしたもんかなと思ったときに、“ボクの人生で怒鳴るのはもうやめよう”と決めた。
やめようと決めて怒鳴らないようにしたら、相手に対する怒りも冷静な言葉で伝えられるようになって。