くらし情報『睡眠が2時間不足でうつや不安障害リスク…「脳冷やし」で快眠、健康なメンタルへ』

睡眠が2時間不足でうつや不安障害リスク…「脳冷やし」で快眠、健康なメンタルへ

脳の温度上昇につながってしまいます。また、柔らかすぎる枕にも注意が必要です。頭が枕に埋もれるほど沈みこんでしまうと、熱がこもって脳が温まります」

さらに深部体温を考えると、湯たんぽや電気毛布などの使い方にも気をつけたい。

「睡眠中ずっと体を温めていると、深部体温の低下が阻害されてしまいます。湯たんぽや電気毛布などは寝る直前まで布団を温めるために利用して、布団に入ったら電源を切るのが得策です」

冬は「足が冷たいと眠れないから」と、靴下をはいたまま寝る人も多いが……。

「靴下はあまりお勧めできません。体の熱は足先や足の裏から放出されるのですが、靴下で足全体を覆ってしまうと、熱の逃げ場がありません。その結果、深部体温が下がりづらくなるのです。
冷え性の方などは、足先をカバーしないレッグウオーマーを着けるといいでしょう」

熱中症を予防するため、夏はエアコンの活用が叫ばれるが、冬も室温コントロールが重要だそう。「室温は16~22度、湿度は50%以上が最適です。布団は柔らかく体にフィットして、暖かさを逃がさない羽毛布団がお勧めです」

体を温めるといえば、入浴も大きなポイントだ。入浴時間や湯温にも意識を向けたい。

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