「“毒親”だと思う朝ドラのお母さん」ランキング「厳しさ」が印象深い圧倒的1位は?
物語序盤、主人公にとって“壁”となっていた母・はる(石田ゆり子)
日本初の女性弁護士で、後に裁判官を務めた三淵嘉子さんをモデルに描くNHK連続テレビ小説『虎に翼』。5月10日の放送回では、ついに伊藤沙莉(30)演じるヒロイン・猪爪寅子が高等試験に合格をはたし、「日本初の女性弁護士誕生」と盛り上がる様子が描かれた。道を切り拓いていく寅子のことをやさしく、ときに厳しく励ましているのが、母・はる(石田ゆり子)の存在だ。物語の初めのころ、はるは結婚せずに進学したいという寅子の前に立ちはだかる“大きな壁”だった。そんなはるを寅子が説得していく様子に第1週から多くの視聴者が引き付けられた。
朝ドラでは、子どもを思う気持ちから、価値観を押し付けたり、夢に猛反対にしたりする母親の姿が、ときに“毒親”のような印象を視聴者に与えることも。本誌は、朝ドラ(2000年以降に放送された作品)に登場する「“毒親だと思う”お母さん」についてアンケートを実施。どの主人公のお母さんの、どんな言動が印象に残っているかを調査した。
上位5人に入った登場人物と、毒親だと思う理由をみていこう。
第5位にランクインしたのは、『オードリー』のヒロイン・美月(岡本綾)