女優・立花理佐が明かす“直腸がん”との戦い 術後の激痛、苛烈な抗がん剤の副作用…支えになったのは友人たち
ふさぎ込む立花さんを救い出したのは、友人たちだった。
「電話番号がわかる友達みんなに『がんでつらいんだけど!』って電話をかけました。中村由真ちゃんは、『ずっと連絡ないのに、急に連絡がきたからよほどつらいんだと伝わってきた』って(笑)。言われて困る人もいっぱいいたかも。でも、私にはいい友達がこんなにいたんだって思いました」
立花さんの異変に気付いた友人たちが、外にも連れ出してくれた。
「西村知美ちゃんや彼女のマネージャーさんの縁で、懐かしい友人の輪が広がっていって、昔から好きだった女子プロレスラーの方たちとも再会できたんです」
そこからジャンボ堀さんが営む店に顔を出すようになった。「お店に行くたびに、わんわん泣いていました(笑)。大好きな人たちとつながり直して、少しずつ自分を取り戻したのかな。
私の経験が誰かの役に立つんじゃないかと、公表を勧められて。その辺りから急に元気になったんです」
公表によって“伝えること”にやりがいを感じているといい、「もう泣いていません!」と胸を張る。
「前だったら、同じ境遇の人たちに『元気出して』なんて言えないと思っていましたが、今なら言える。私にできることをやっていきたいって意欲がすごくあるんです」
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