くらし情報『佐藤弘道 下半身麻痺に待ち受ける過酷リハビリの日々…同級生妻は献身ケアの覚悟』

佐藤弘道 下半身麻痺に待ち受ける過酷リハビリの日々…同級生妻は献身ケアの覚悟

「脊髄を栄養する細かい動脈が詰まり、血液の流れが悪くなり、酸素が行き届かず神経細胞が障害される病気です。

一般的にはコレステロールが高い人、糖尿病の人といった動脈硬化のある方や、心房細動などの不整脈がある方に、発症リスクが高いと考えられ、今の季節ですと、脱水もリスクを高めます。

また同じ姿勢を長時間とることで、この細い栄養動脈が圧迫され血流障害をきたすことも発症の要因と推測されます。飛行機では水分をよく取って、たまに姿勢を変えたりしたほうがよいでしょう。

症状は詰まる場所によって違って、感覚障害や、運動麻痺が出ることも。また尿や便の排せつがうまくいかなくなることもあります。

予後ついては、すぐに回復することもあれば、恒久的に足に麻痺が残ることなどもあります」

長いリハビリに挑む彼をサポートするのは大学時代に出会った妻・久美子さん(55)だ。

「日本体育大学体操部の同級生で、2人が部の役員になったことがきっかけで、交際をスタートさせました。
体操のお兄さんを志望したのは、もともと久美子さんがNHKで『テレビ体操』のアシスタントをしていて、オーディション情報を知り、弘道さんに『子ども好きだし、受けてみたら?』と勧めたのが契機だったといいます。

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