くらし情報『須田哲夫アナ語る介護難民危機「92歳認知症母の施設がない」』

須田哲夫アナ語る介護難民危機「92歳認知症母の施設がない」

今日も会ったら『早起きしちゃって。お昼にはもう眠いわ』なんて笑いながら言う朗らかな表情を見ているとね……。この施設を出て行くことが母にとって本当にいいことなのかって考えてしまいますよ」

須田アナの母親が入所しているのは、公立の介護老人保健施設。本来ならこの介護老人保健施設の入所期間は、3カ月と定められている。施設関係者はこう語る。

「この施設は、介護保険でかかる費用がかなり賄えます。須田さんの自己負担は食費などで月10万円ほど。もう入所して1年になりますので、今月末にも退所していただく予定です。
須田さんには次の施設に移ってもらうか、自宅で見てもらうようお願いしています」

「心苦しいのですが、いつまでもいていただくというわけにはいかない」と関係者はすまなそうに話す。実際、冒頭どおり須田アナも他の施設などを見学して回っているという。

「本当にいろいろ回りましたよ。民間の有料老人ホームも行きましたが、都心で僕がすぐに介護に行きやすい立地となると、とんでもない金額がかかる。手ごろな金額で雰囲気のある老人ホームというと、どうしても地方になってしまうんです」

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