羽生結弦 五輪まで1年…絶対王者を悩ませる“意外な天敵”
(スポーツ紙記者)
通常、フィギュアスケートの試合は夜に行われることがほとんどだ。
「これまで羽生選手は、20時から21時ごろにピークの状態を持ってくるという調整をしてきました。しかし午前10時に試合が行われるとなると、そのサイクルを10時間早めなければなりません。つまり夜中に起きて練習しなければ間に合わないのです」
そんななか、羽生自身もすでに調整に動き始めているという。
「彼はもともと『朝が弱いんですよ』と周囲に漏らしているらしく、午前試合はいわば“天敵”。そのため週に2回ほど午前4時から練習し始めるなどの調整を開始したそうです。ただそうなると、起床時間は午前3時やもっと早くなることも。これには、さすがの彼も弱音を漏らしているといいます」(フィギュア関係者)
実際、カナダ・トロントにある練習場では羽生のこんな弱々しい姿が目撃されていた。
「知り合いの小学生が『今朝、リンクでユヅに会えたんだ』と教えてくれました。どうやら彼は夜中のうちから練習していたらしく、『眠い、眠い』とつぶやいていたそうです」