祝福されなかったアカデミー主演男優賞ケイシー・アフレック、セクハラ疑惑について口を開く
を提供したレディー・ガガが、レイプされた過去を持つ52人の女性たちと共にステージで同曲を披露した。ガガ自身も性的暴行のサバイバーだ。パフォーマンス後、ラーソンは立ち上がって会場を後にする女性たち全員と抱き合い、彼女たちの勇気を讃えた。
ケイシー・アフレックの話に戻ろう。彼は2010年、監督作『容疑者、ホアキン・フェニックス』を撮影中にわいせつないやがらせがあったとして、プロデューサーと撮影監督からセクシャルハラスメントで訴えられている。アフレックは容疑を否認し、結果示談となったが、その真偽は今もって明かにされていない。
オスカー像授与後の拍手を拒否し、祝意を表さなかったことで、ラーソンは性的犯罪の加害者に対する無言の抗議を行ったのだ。彼女の毅然とした姿勢はSNSで絶賛された。
アカデミー賞の受賞を祝われるはずが、性的犯罪の容疑者であった過去を蒸し返されることになってしまったアフレックは、疑惑を払拭するべく、ついにボストン・グローブ紙の取材に応えた。
「どんな理由があっても、誰であろうとも、いかなる虐待も許すべきではないし、忌まわしいものだと思っています。