くらし情報『田村正和「役者はもう十分」本誌に語った“引き際の美学”』

田村正和「役者はもう十分」本誌に語った“引き際の美学”

田村家はもともと京都・嵯峨野の二尊院に累代の墓を持っています。父親の阪東妻三郎さん(享年51)やお兄さんの高廣さん(享年77)が眠っていますが、田村さんは『三男だから』と言って、新たに購入したそうです。早い段階で生前墓を用意した陰には『去り際は静かに』という思いもあったようです」(前出・芸能関係者)

金銭面でも“準備”は進められていた。別の芸能関係者が語る。

「田村さんは20年近く前から個人事務所代表を和枝夫人(76)にし、ひとり娘(46)を役員とした財産管理会社を設立しました。娘さんは01年に結婚しましたが、その後も役員を務めています。また夫妻が住んでいる都内の豪邸は父の坂妻さんが遺してくれた土地に建てられています。1千平米以上で、価格は7億6千万円超とも。
そのためこの土地の名義を、田村さんと和枝夫人、それに個人事務所と財産管理会社で分けているのです」

4月上旬、本誌は田村のもとへと向かった。颯爽と歩く姿はスターそのもの。だが、スポーツウェア越しでも分かるほどやせているようだ。記者は「これからもずっと俳優業を続けていきますか?」

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