倉本聰が『やすらぎの郷』にぶち込んだ業界騒然の爆弾 前編
第6話で菊村は健康診断を受けるが、医師はとんでもないことを言う。
「無理して止めてストレスが溜まるより、好きにやるほうが健康にいい。もっとも副流煙を嫌う人もいるが、そういう人とは付き合わなきゃいい」
「先生は名医だ!」
もちろん倉本さんは愛煙者。喫煙規制が進む現状を皮肉っている。
第6位:高倉健さんをネタに
藤竜也(75)が演じる俳優・高井秀次。実は高倉健さん(享年83)がモデルであると、倉本さんが明かしている。
死亡説が流れたことがある、寡黙すぎてコミュニケ―ションが取りづらいなどは、健さんからのエピソードだ。だが劇中の高井は絵のモデルに女優を誘っては自分のものにしてしまう好色なところがあるうえ、作中ではぎっくり腰になり紙おむつまで履かされる。
老いの悲しみを象徴するキャラクターにしているのだ。
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