南果歩『定年女子』出演辞退も考えた…脚本家明かした正念場
「ドラマ『定年女子』の主人公・麻子は、19年前の夫の不倫が許せず離婚し、シングルマザーとして過ごします。その撮影を前に、意気込んでいた南果歩さんだったのですが……」
そんな南を襲ったのが、「夫・渡辺謙の不倫報道」だった。
「撮影に入る前、彼女は本当に暗い顔で元気がありませんでした」
南は報道があった今年3月以降、公の場に姿を見せず沈黙を貫いていた。彼女にとって、それは一時「出演辞退」も考えたほどの大きな“アクシデント”だった。田渕さんは冷静にその悩みを受け止めて、南に次のようなアドバイスを送ったのだという。
「このドラマをやるために、これまでもいろいろな経験があったんじゃないの?この役は絶対にあなたしかできないし、後のことは、撮影が終わったら考えればいいじゃない。そう、きっと撮影が終わったら、あなたは変わっているはずだから!」
そう伝えると、うつむいていた南はフッと顔を上げて、「あっ、そうか!」と口にしたという。
「そのとき、彼女に何かがひらめいたんでしょうね。