冷蔵庫ならまさにいまかも!専門家に聞く家電の“買い替えどき”
ですが、そうなると永久に買えませんから、迷ったときに参考にしたいのが“補修用性能部品の保有期間”(以下・保有期間)です。電化製品の部品は“製造終了後にメーカーが保管しなければいけない期間”が法律で決まっています。この期間内であればメーカーが部品を持っているため、壊れたら修理ができます」
保有期間は公益社団法人「全国家庭電気製品公正取引協議会」が定めており、ホームページに一覧が載っている。
「買い換えを考えたらまず、この期間が過ぎているかをチェック。期間内ならまだ寿命は先ですし、壊れていれば修理もできます。過ぎていたなら、それぞれの特徴を考えながら買い換えを検討してみては」
さっそく、家電別に買い替えのポイントを聞いた。
■冷蔵庫
まずは、冷蔵庫。保有期間は9年だ。
「実は、冷蔵庫は省エネ競争がまだ盛んな分野です。最新モデルは10年前の商品より30~40%ほども省エネになります。10年以上前の冷蔵庫を使っているなら、電気代がかなり安くなる可能性があるので、買い替えをおススメします」