くらし情報『認知症患者を助ける「グループホーム」は死去まで1千800万円』

認知症患者を助ける「グループホーム」は死去まで1千800万円

 

施設での生活は、簡単な計算をしたり、昔のことを思い出す回想療法など、認知症に対応した機能訓練などを行う。一方で、入居者同士が助け合い、車いすを押したり、家事を分担する。それがリハビリにつながるという。認知症の女性の場合、これまで毎日行ってきた料理なども「火の元が心配」と家族から禁止され、家事をする機会をなくしている。

「グループホームでは、禁じられていた家事もでき、人の役に立てる。それが認知症による不安や混乱を抑えます」

看取りを行う施設も多いが、認知症が悪化して共同生活が困難になると、退去を迫られることもあるので要注意だ。
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