松坂慶子 親子絶縁から28年目…年下夫と選んだ母の同居介護
トップ女優だった松坂とは、知名度の点でも収入の点でも雲泥の差がありました。この格差婚に猛反対したのが、松坂の父・英明さんと母・つね子さんだったのです。取材に対しては『収入もないのに亭主面してゴロゴロしているだけ』など、春彦さんへの憎悪を語り続けました。ついには夫をかばい続ける松坂も許せなくなり、’92年には絶縁も宣言したのです」(前出・芸能記者)
親子の雪解けのきっかけとなったのが、’07年12月の父・英明さんの死去だった。当時すでに80代後半になっていた母・つね子さんも寄る年波には勝てず、次第に松坂と高内さん夫妻に頼るようになっていき、’12年秋ごろからは松坂夫妻と同居するようになった。
高内さんは、松坂が仕事で忙しいときなどは家事や育児を担当し、家族を守り続けてきた。そのスタンスは結婚から28年目をむかえたいまも変わらないという。松坂家の知人は言う。
「つね子さんも90代後半になり、ほとんど外出することもなくなりました。着替えなど日常生活についても、松坂さんや高内さん、それにヘルパーさんたちが介助しています。