くらし情報『注目高まる「認知症介助士」、最短1日でも取得可能なお得さ』

2018年3月8日 16:00

注目高まる「認知症介助士」、最短1日でも取得可能なお得さ

(花井さん・以下同)

「認知症介助士」は、セミナーに参加すれば、最短1日で取得可能。しかし、単にマニュアルを覚えるだけではない。

「一口に認知症といっても、発症がわかりにくいものがあります。普通に散歩しているようでも、実は徘徊だったり、スーパーでお金を払わずに商品を食べてしまったりと症状もさまざま。ケア方法を間違えると、認知症が進行してしまうこともあるのです。認知症の方へは、マニュアルでは対応できません。その人の尊厳を傷つけないように、相手の気持ちに寄り添うことが大事です」

航空会社で国際線の客室乗務員だった花井さん。資格取得前は悠々自適なシニアライフをイメージしていたという。
現在は「認知症介助士」の知識を活かし、講演やセミナーなど忙しく走り回る。

「スーパーや百貨店、銀行の窓口などで、認知症の無理解によるトラブルが今後も増えていくでしょう。認知症に対する知識を身につければ、そういった場所に勤めていても、お客さんの症状に気づきやすくなります。大事なことは、地域社会での認知症支援が広がること。これからの人生は、自分の生きがいとして、認知症の支援活動を続けていきたいと思っています」

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