新田真剣佑「ちはやふる」で捧げる情熱の陰にある監督の言葉
昨年5月の事務所移籍と同時に「新田」姓を名乗るようになったが、この「新田」こそ同作で自身の演じる「新(あらた)」に由来している。
新田は同作の小泉徳宏監督(37)の言葉が、役者人生を支えていると昨年9月のインタビューで語っている。監督は映画を「花火のようなもの」と喩えたという。“打ち上げる”までに時間と労力をかけて、準備をする。そして一度打ち上がったら、みんなバラバラになって次の現場へ行く――。新田は回想し、語った。
「儚くて切ないけれど、花火は一瞬だけど感動は一生残るもの。その一瞬のために精一杯やることがどんなに素敵なことか」
新田にとって、同作はターニング・ポイントであることも明かした。
「役者という仕事がもっと好きになり、自分のやるべきことが見つかった、そんな大きな経験になった作品です」
その情熱を胸に、ますます活躍して欲しい。
後藤真希、13歳でデビューしてから25年「あっという間だった」