2018年4月13日 06:00
シルクさん「余命半年」胃がん母に“笑顔”戻った理由
「’14年8月、病院で母がピロリ菌の検査を受けたところ、担当医から『お母さんはピロリ菌どころか胃がんになっています』と、突然告知されました。それもステージ4。『このままだと、あと3カ月で胃のすべてががんに侵され、腸閉塞になる』と……。それをイタリアにいたときに聞いた私は、頭の中が真っ白になりましたね」
当時の心境をこう振り返るのは、独自の美容メソッドが、多くの女性たちから絶大な信頼を得ている“吉本の美容番長”こと、シルクさん。
このたび累計40万部を突破した人気シリーズの4作目となる新著『シルクのべっぴん塾筋膜ゆるトレ』(ヨシモトブックス)を出版した彼女。その本のあとがきで、母・粕谷富美子さん(85)が胃がんで余命6カ月の宣告を受けたことを初めて明かしたのだ。
「がん告知を受けてから1カ月後に胃を全摘しました。ところが腹膜播種といって、すでにいろんなところにがんが散らばっていることがわかりました。
担当医からは『余命6カ月~1年を覚悟してください』と言われ、めちゃくちゃショックでしたね」