2018年4月13日 11:00
孫のために老後破産も……孫にかかるお金は“見える化”せよ
孫との付き合いに悩む女性のケースから、その対応を宮本さんに解説してもらった。
【ケース1】まるで接待のよう。孫におごられ癖が……
小4と小6の孫はおごられ上手。焼き肉店で「こんなおいしいお肉食べたことない」と感激されるとうれしくてエスカレート。今では高級焼き肉店で最上級のセットを遠慮なくパクつく。いまさら「ダメ」とは言えず……。まるで接待のようです。(72歳女性)
「舌が未熟な子ども相手に、見えを張る必要はありません。
おすしは回転ずしで十分だし、それより高い店は『大人になってからのお楽しみ』ときっぱり断る。ブランドより、一緒に食事する時間を楽しみましょう。子どもたちにも、おごりっぱなしではなく、『今日は払うから、次はお願いね』としっかりプレッシャーをかけておくことも忘れずに」(宮本さん・以下同)
【ケース2】借金を求められるが、返済されない
車を買いたいという41歳の婿殿。5歳、3歳、0歳の子どもがいて、「チャイルドシートが3つ必要だから、大きめの車が欲しい」