2018年4月13日 11:00
孫のために老後破産も……孫にかかるお金は“見える化”せよ
と、借金を求められています。しかし、引越し資金の半分を出してあげたときも、「絶対に返すから」と言ったのに、返済されていません。孫のためなのか、子どものためなのか……。お金は減る一方です。(62歳女性)
「“貸した金は返してもらう”が基本。うやむやは絶対ダメ。お金を貸すときは、1カ月1万円でもいいので、どの銀行口座に振り込むのか、返済計画を出させましょう。そうすれば、資金計画も見直し、買える範囲のものに切り替えるはずです」
【ケース3】孫に援助しているのに息子の嫁がムダ遣い
「生活が大変だ」とこぼす36歳の嫁。
3歳の孫に不憫な思いはさせたくないので、生活費の一部を払ってあげていました。ところがある日、嫁は「いつも頑張っている自分へのご褒美」と、ルイ・ヴィトンの30万円の新作バッグを自慢げに持ってきた。「そんな余裕があるなら、お金いらないわよね」と喉元まで出かかったのですが、孫を遠ざけられるのも嫌なので言えませんでした。(75歳女性)
「生活費として、月々数万円単位で子どもたちにあげているケースは、少なくありません。