くらし情報『要介護者、家族、事業所にもメリットがある「混合介護」拡大』

要介護者、家族、事業所にもメリットがある「混合介護」拡大

 

そして新ルールの“目玉”は、通所介護における保険外サービスだ。主な内容は次のとおり。

□緊急時における医療機関への受診や巡回健診

□理美容サービス

□予防接種

□物販

□買い物の代行サービス

□個別の同行支援(付き添い)

「これまでのデイサービスででは、事業所に滞在中は、個人的な用事で利用者が外出することはできませんでした。しかし新ルールでは、保険外サービスを利用し、スタッフが同行し“○○に行きたい”といった要望に応えられるようになる予定。こういった個別のサービスの提供で、さらに利便性をよくしようという考え方です」(厚生労働省老健局)

介護保険は、調理、洗濯といった家事などのサービスは利用者本人だけが対象だ。訪問介護でスタッフが掃除できるのは利用者本人の部屋のみ。「ついでに家族の部屋も掃除してもらいたい」と思っても、保険内ではできないことになっている。 

ところが、新しい保険外サービスでは、追加料金で“家事代行”の願いに応えてくれるという。

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