2023年9月2日 08:11
「息子がいない!」休みと知らずに登校させてしまい…鍵を持たない息子がいた場所
なぜかメールが届かず……
コロナ禍で感染者が増えたり減ったりを繰り返していた中、息子の通う小学校で感染者が出て、学級閉鎖になったことがありました。
通常、このような緊急の休みがあれば保護者にメールで連絡がきます。しかし、このときはなぜか私のところにメールが届かず……。
学級閉鎖を知らないまま、私はいつもどおり息子を登校させ、自分も職場へと出勤しました。
慌てて帰宅するも、息子の姿がない!
私が学級閉鎖のことを知ったのは、職場に着いて1時間ほど経った頃。
同じ小学校に子どもを通わせるパート仲間との会話でその事実を知り、私は慌てて上司に報告、緊急で帰宅させてもらうことにしました。
その日は気温が10度を下回る寒い日。
普段、息子が帰る頃にはすでに私も帰宅しているため、息子は鍵を持っていません。
寒空の中、家に入れず寂しく待っている息子を想像するだけで落ち着かず、とにかく全力で自転車をこぎ、家へと到着しました。
しかし、家の前に息子の姿はなし。
周囲を見回しても息子の姿は見当たらず、私はパニックになってしまいました。
息子を寒さから救ってくれた、やさしいご近所さん
息子がいない!
焦った私が学校に電話しようとしたとき、どこからか、「奥さん!こっちこっち!」