女優の日南響子さんが第一子出産直後に緊急搬送「2.5リットルを超える出血」
と少し落ち込んでしまったそうですが、すでに回復し退院しているようです。
出産時の出血、場合によっては命の危険も
出産時の出血はよく見られる症状の一つで、経腟分娩での出血量の多くは800ml以下で、90パーセンタイル値※は経腟分娩で800ml(多胎では1,600ml)、帝王切開で1,600ml(多胎では2,300ml)程度となります。
※出血の少ない順から数えて90パーセントに位置する値
場合によっては、数千ml以上にもおよぶ危険な大出血につながることもあり、その場合はママと赤ちゃんの命に関わるため、速やかな対応が必要となります。
また、出産時に出血がとても多かった場合、産後に貧血になりやすくなる点でも注意が必要です。
貧血になると疲れやすくなる、頭痛や息切れがする、少しの運動がつらくなるなどの症状が起きます。産後に意識して鉄分の多い食事を心がけていれば、1ヶ月ほどで改善することがほとんどですが、もし食事だけで貧血が改善されない場合は、かかりつけの医療機関で鉄剤を処方してもらいましょう。参照:
【医師監修】産後の貧血 | 原因と鉄分不足への対処法
第2子となる男児を出産したことを報告「40代での高齢出産でした」