大みそかに食べるのは「年越しそば」。では逆に“食べてはいけないもの”は?
「すき焼き」「しゃぶしゃぶ」は最大の禁忌!?
豚肉・牛肉
まず、豚肉・牛肉は、大晦日に食べてはいけないとされてきました。
これは、「正月から殺生をするものではない」とされていたので、殺生を連想させるような四足歩行の動物の肉を食べることは忌まれていたのです。
ただし鶏肉に関しては食べてもよいとされており、その結果、お雑煮の具には鶏肉が多く使われようになったとも言われています。
鍋料理
また、鍋料理をしてはいけないとも長く言われてきました。鍋料理をするとアクが出るので、「悪」を連想させるということから、NGになったそうです。
つまり、豚・牛肉を用いた鍋料理の代表である「すき焼き」や「しゃぶしゃぶ」は、最もタブー視されてきたのかもしれませんね。
現代の大晦日は、何を食べてもOK!
とはいえ、これらの料理や食材がNGとされたのは昔の話。
現代は、大晦日に好きな物を食べてOKです。すき焼き、寄せ鍋、お寿司、宅配ピザを食べる家庭も増えてきています。
さらにちょっと早めに年内からおせち料理を楽しむ家庭もあるくらいで、まったく自由になってきていますよね!
「年越しそば」は別腹?
大晦日といえば「年越しそば」