新幹線でぐずり出した娘。多目的室を利用しようとするもすでに先客……中にはグズグズの女の子とお母さんが
と相談しました。
しかし、案の定長女がぐずりだした時、私達の希望もむなしくデッキに連れて行ってもなかなか機嫌が直りません。
やむを得ず多目的室の前まで連れて行くことにしました。部屋の前は少し開けた空間になっていて、周りも人が居ないのであやしやすかったのです。
すると、多目的室から女の子を連れた女性が出てきました。
「どうぞ!」部屋を譲ってくれたママさんに感謝
(※写真はイメージです)
多目的室から出てきた親子は、私たちを見て「どうぞ使って下さい」と言ってくださいました。
私は先ほどの声が聞こえていたのもあったので、本当に使っても良いのか確認しましたが、「小さいお子さんは大変でしょう」と快く譲ってくださったため、お言葉に甘えることにしました。
その時、女の子はぐずっている小さい娘にはっとしたようで、自分のことは忘れて長女を見ていました。
その後は長女の機嫌も無事に直り、何とか新幹線での時間をやり過ごせました。あの時のお母さんと女の子には感謝しかありません。部屋を譲ってくださって、ありがとうございました。
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※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。