大腸ガンに悪性リンパ腫…双子が生まれた直後、相次いで病魔に襲われた夫婦。苦しい中で支えになってくれたのは
双子の出産前後、相次いでガンの宣告を受けた私と妻
(※写真はイメージです)
我が家には双子の女の子がいて、現在3歳9ヶ月です。
子どもたちの誕生と同時に、私と妻は想像を絶する事態に見舞われました。
私は子どもが生まれる2日前に大腸ガンを罹患していることが発覚。
さらに妻は、産後2ヶ月で悪性リンパ腫を患っていることを医師から告知されました。
あまりのことに、お互い言葉を失いましたが、それでも生まれてきた子どもたちのため、あきらめるわけにはいきません。
双子たちが生後3ヶ月になったころに、まず私が大腸ガンの手術を行い、その約1ヶ月後に妻の悪性リンパ腫の治療となりました。
男性育休を取っていたが、術後間もない体で双子の世話は無理
(※写真はイメージです)
妻が治療のため入院したとき、まだ私も術後間もない時期で、体力が落ちていたこともあり、ワンオペで生後4ヶ月の双子を世話するのは無理があるとわかっていました。
しかし両親には頼れない事情があり……追い詰められた私は、親戚のおじとおばに助けを求めました。
おじとおばは快く引き受けてくれ、毎日のように我が家を訪れて日中だけ双子の面倒を見てもらい、そのあいだ2時間ほど睡眠を取ることができました。