次第に相手の指が自分の腰付近を探り始めて、痴漢だと気がついた―痴漢被害者が語るリアルな実態とは
さらに、そうした状況下で被害者がそれを痴漢行為と気づいて確信するまでには一定の時間を要することがうかがえました。
・何かが自分のお尻にあたっていると気がついた。違和感はあったが、混雑していたため、初めは偶然か、誰かのバッグが当たっているのだと思った。しばらくしても触れられている感覚が続いたため、さりげなく身をよじってかわそうとしたところ、加害者が自分の動きに合わせて身体や手を密着させてきたため、痴漢と確信した。
・加害者は吊革につかまり、自身の真横に立っていた。混雑車内でも不自然に思えるほどの身体の密着があり違和感を覚えた。最初は満員電車なので仕方がないかと思っていたが、その後も徐々に強く密着され、肘や腕で胸を触られたことで、痴漢と判断した。
・混雑時でも違和感を覚えるほど、自身の斜め後ろから密着された。
普通の男性なら車内で女性と距離が近くなる時は配慮する素振りがあるはずだが、強く身体を押し付けてくるような感覚があった。次第に相手の指が自分の腰付近を探り始めて、痴漢だと気がついた。
・背後から過度に密着され、衣服越しにお尻あたりを触られ、スカート内に手が入ったとき、痴漢と確信した。