次第に相手の指が自分の腰付近を探り始めて、痴漢だと気がついた―痴漢被害者が語るリアルな実態とは
・最初はポケットに手を突っ込んで当たっているだけかと思っていたが、足に触れられている感触が強くなっていき、痴漢と確信した。
痴漢行為は数分から数十分続く可能性
次に、痴漢行為の特徴として、被害者または周囲の人が痴漢行為に気づき、その行為を止めるための何かしらのアクションを起こさないかぎり、行為は数分から数十分は続く可能性があることがうかがえました。たとえば、被害者または加害者自らがその車両から移動もしくは降車しなければ、加害者が痴漢行為をやめない可能性があるということです。また、その間に行為がエスカレートして、より悪質なものになっていくことも想像できる結果でした。
・満員電車の中で、お尻に股間を押し付けてきた。停車の都度、乗客が増えて、ほぼ動けない状態にあり、痴漢行為は降りる駅まで2~3駅にわたって継続された。
・加害者が肘で胸に触る行為は、次第にエスカレートし、かなり強い力で押すようになった。4駅分くらいは痴漢行為が続いた。
・衣服ごしに手で身体を触る行為は、一駅程度、5分くらい続いたと思う。
・身をよじっても止まらない痴漢行為は、1駅分(2~3分)の間続いた。
・痴漢行為は2~3駅(10分弱)