くらし情報『次第に相手の指が自分の腰付近を探り始めて、痴漢だと気がついた―痴漢被害者が語るリアルな実態とは』

次第に相手の指が自分の腰付近を探り始めて、痴漢だと気がついた―痴漢被害者が語るリアルな実態とは

続いた。その間、お尻を触る手の力が徐々に強くなっていった。

・密着→衣服越しに触わる→スカート内に手を入れ肌を直に触わる、とエスカレートし、痴漢行為は5分ほど続いた。

怖さや戸惑い、気兼ねなどで「我慢してしまった」

痴漢被害にあったとき、4割以上の人が加害者になにもできなかった、あるいは我慢したと回答しています(参照:<痴漢被害の実態>「衣服ごしに体を触られた」が6割以上、被害者の4割以上が「我慢した・なにもできなかった」)。そこで彼らに、そのときの心情についてヒアリングした結果を見てみます。

まず、「怖くて動けなかった」という状況がわかります。また、「迷い・戸惑い」があったり、「周囲への気兼ね」を感じてしまった様子もうかがえます。こうした心理状態から、声をあげられずに我慢してしまったのでしょう。


恐怖で声が出せない点については、声を出すなどの行動をしなくても痴漢被害を伝える方法の確立・周知が求められます。迷いや気兼ねがハードルになっている点については、被害者がそのような気持ちにならなくて済むよう、社会の意識改革が必要だと思われます。

<怖くて動けなかった>
・突然の出来事でどうしてよいかわからなかった。

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