くらし情報『次第に相手の指が自分の腰付近を探り始めて、痴漢だと気がついた―痴漢被害者が語るリアルな実態とは』

次第に相手の指が自分の腰付近を探り始めて、痴漢だと気がついた―痴漢被害者が語るリアルな実態とは

女性の乗客は、「こちらに身を寄せなさい」と被害者を守ってくれた。加害者は警察署へ連行された。加害者が駅に降ろされた時、加害者のズボンのチャックが下ろされていたことを目撃し、怖くなった。もしそれを知っていたら、手首を掴む勇気は出なかったと思う。

周囲が気づいて行動してくれたことに感謝

今回の調査では2.8%とわずかですが、周囲の人が気づいて加害者の痴漢行為を止めてくれた経験を持つ人もいます。具体的には、「痴漢だと声をあげてくれた」「加害者と引き離してくれた」「加害者に注意してくれた」などのケースがありました。

このような周囲の第三者の助けは、声をあげる決断をする心理的負担や、加害者が逆上することへの不安や恐怖を被害者が感じずに済むという点で、メリットが大きいといえます。また、被害経験者からは、こうした周囲の人の善意ある行動に安堵し、感謝する声も聞かれました。


<声をあげてくれた>
・痴漢被害に自身では気づかず、一緒にいた友人(高校生)が気づき、「お尻を触られているよ」と教えてくれた。ドアが開くと加害者は下車して逃げた。友人と一緒にいたことで被害に気がつくこともでき、被害にあった後も友人がいたため、非常に安心できた。

新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
漫画家・脚本家募集LPバナー 上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.