カルビー「堅あげポテト」が発売30周年! 三國シェフ×東京江戸味噌監修の「幻の江戸味噌味」が期間限定で登場
しかし、「江戸味噌は、江戸の町中で200軒ぐらいのお店が立ち並び、盛んに使われていた味噌でした」と語るのは、日出味噌醸造元の代表取締役社長を務める河村 浩之さん。私たちが現代で食べているうなぎや天ぷら、蕎麦といった江戸前の味わいである"甘辛味"は、すべてこの江戸味噌をベースに作られていたんだとか。
そんな歴史ある江戸味噌ですが、製造時にお米をたくさん使うため、「贅沢品だ」と言われるようになり、戦争をきっかけに生産がストップ。それ以降はまったく製造されなくなってしまいましたが、10年ほど前に河村さんが復刻させたとのこと。
「ほかの味噌とは少し異なる製造方法をとっている」と語る、日出味噌醸造元の代表取締役社長 河村さん/画像提供:カルビー
馴染みの味噌と江戸味噌を飲み比べ! 味はどう違う?
河村さんの話を聞いて、「江戸味噌は、いつも食べ慣れている味噌とどう違うのだろう……?」と興味が湧いたところで、実際「江戸味噌」で作った味噌汁と、一般家庭でも比較的馴染み深い「信州味噌」で作った味噌汁の飲み比べをさせていただくことに。
左が「信州味噌」、右が「江戸味噌」で作った味噌汁
まず、見た目からして全然違う!
「江戸味噌」