保育園の持ち物負担に大きな地域差が判明、「ご飯の持参」が9割を超えた都道府県は?
これは全国平均と比較しても、非常に高い割合であることがわかります。
さらに首都圏(一都三県)、関西圏(二府二県)に絞って主食持参の割合をみると、兵庫県が圧倒的に高い結果となっています。
実際に主食の持参をしていた保護者からは、「お弁当の箱を洗うのが大変」「夏場の衛生面が心配」などの声が挙がっていました。
「おむつの持参」をさせている市区町村は7割。一部では「おむつサブスク」も
次に、保護者におむつを持参させているかを聞いたところ、公立保育施設がある1,427市区町村のうち1,072市区町村(75.1%)は持参させているという結果になりました。保護者におむつを持参させている理由としては、「予算的に準備するのが困難である」「昔から持参してもらっていたから」「現場と折り合いがつかなかったから」など挙げられています。
一方で、89の市区町村(6.2%)では保護者がおむつを持参するかどうか選択することのできる、おむつのサブスクサービスを導入していることもわかりました。おむつのサブスクサービスは自治体の費用負担が無く導入ができるため、今後、広がっていくことが予想されます。
【調査概要】
調査名:公立保育施設における登園時の荷物に関する全国調査
調査対象:公立保育施設がある全国47都道府県計1,427市区町村の保育課
調査期間:2024年1月15日〜2月15日
調査方法:電話による聞き取り調査
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(マイナビ子育て編集部)
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