「娘がいない!」ママのところへ向かったはずが迷子に? 顔面蒼白の父親 見知らぬ女性が……
不安がっていた娘と一緒にいてくれた、女性に感謝
(※写真はイメージです)
私が大きな声で名前を叫ぶと、長女は満面の笑みを見せ、私に駆け寄ってきました。
「ごめんね、ごめんね」と何度も長女に謝り、娘を連れて来て下さった女性にも繰り返しお礼を言いました。
きっと、子どもをちゃんと見ていない、いい加減な親と思われたに違いない……。叱られることも覚悟していると、その女性は
「ご両親は一生懸命子育てをなさっているのね。この子、とても強く育っているわ。一人で怖かったろうに泣くのも我慢して、迷子になったって私に言ってきたんです。しっかりしたお子さんに育っている証拠ね」
そう言って、笑顔でその場を去っていかれました。
お名前を伺うこともできませんでしたが、自分を責めるしかない状態だった私にとって、何より励みになった言葉でした。
それ以来、子どもからは決して目を離さないよう心掛けています。あらためて、あの時はありがとうございました。
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※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。
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